ホンマゴケ目の科(属と種の数) |
生育地 |
主な特徴 |
1 ハリガネゴケ科 (9属59種) |
全国各地、土上や岩上 |
葉は乾くと茎をまくようにややねじれ、さくは下方に傾いたり垂れ下がることが多い |
2 チョウチンゴケ科 (7属32種) |
全国各地、湿った土上、岩上や腐木上 |
卵形〜長楕円形の大きな葉を広げていることが多い。さくは提灯をぶら下げたようにつく |
3 ヒモゴケ科 (1属3種) |
中部以北の高山で湿った土上に生育することが多い【やや稀】 |
葉身細胞は方形〜六角形で、中央に1個の乳頭がでる |
4 ホゴケ科 (1属2種) |
中部以西の暖地、湿った岩上、土上や腐木上 |
茎がはい、茎の左右にでる側葉と背面にでる背葉がある |
5 ヒノキゴケ科 (1属2種) |
本州以南、林床や樹幹基部に固まりをなして群生 |
数センチの高さになる美蘚の一つで、多くの細長い葉は乾くと房状になる |
6 キダチゴケ科 (1属1種) |
沖縄のみに知られる、湿った岩上【極稀】 |
大型で、茎は立ち上がり、樹状に枝をだす |
7 ヌマチゴケ科 (1属1種) |
北海道、高層湿原などの湿地【極稀】 |
葉が強く反り返る |
8 クサスギゴケ科 (1属1種) |
中部以北の冷涼な石灰岩地で、岩棚の下などの湿土上【極稀】 |
葉が開くとスギゴケの仲間に似る。葉身細胞は腹面側で盛り上がる |
9 タマゴケ科 (6属17種) |
全国各地、岩上や土上 |
球形のさくをつける、葉身細胞が乳頭を持つことが多い |